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如来寺へのお問い合わせは、直接お出で頂くか、電話、FAX、又は下記mailにて承っております。
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【星顕山 光明院 如来寺】
〒321-1261 栃木県日光市今市710
TEL:0288-21-0105 FAX:0288-22-7307
※TEL受付時間は9:00〜17:00までとなります
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URL:https://nyoraiji.org/
仏壇まつり方を教えて下さい
お仏壇は家庭信仰の中心であります。信仰の本尊阿弥陀如来を中心に先祖代々の諸霊も
お祀りしてあります。仏壇の御本尊阿弥陀如来こそわが主であって、われらは仏の家の子として
給仕するのであると心得るべきであります。明るい正しい和(なか)よい幸福の生活は、朝夕の
仏壇前のおつとめと、心をこめた仏壇のお守りからはじまります。灯明をともし、花を立て、
線香をあげ、浄水、献茶、その他供物をそなえる等、それぞれ分に応じて誠をささげるように
いたしましょう。続きはこちら…
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お墓についてのあれこれを教えて下さい
お墓はお釈迦さまの遺骨を埋葬し、供養するために世界万物の相である、地・水・火・風・空の五大を
かたどったまるい塔がその原型です。ストゥーパといいます。そしてお墓は先祖の安住地でもあります。
しかし最近は自然葬と呼ばれ、お骨を海や山に撒くことも行われ始めましたし、身寄りのない人たちが
共同で立てるお墓、あるいはロッカー形式のお墓というようにお墓も時代背景の変化をともにその形態も、
あるいは私たちのお墓に対する考え方も変わってきています。このようにさまざまなお墓ですが、原型は
供養のための塔であることを忘れてはいけません。
・お墓の種類と形態、墓石、墓相について、お墓の取得、移転についてはこちら
・お墓参りの手順についてはこちら
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卒塔婆には何が書かれているのか?そもそも卒塔婆とは?
卒塔婆は古代インドで仏塔を意味する『ストゥーパ』の訳です。
お釈迦様がご入滅された時に、そのご遺骨が8つに分けられ、それぞれの国の王が舎利塔を建立して
お祀りしたことから、後に供養塔のことを示すようになりました。もとはドーム型の上に塔が立つ様式でしたが、
中国や朝鮮半島、日本へと伝わるうちに上部だけが発展して五重塔を始めとする多重塔となりました。
そして墓石にもその形が取り入れられて五輪塔が造られるようになりましたが、そこからさらに細長い板に
塔の形を切り刻んだ板塔婆が作られ、亡き人の追善供養の為にお墓の側にたてるようになりました。
従って卒塔婆のご供養をされることは、供養塔を建立されることで、とても功徳のあることなのです。
塔婆は年忌の法事の時だけでなく、お盆・お彼岸・命日や、あるいは故人を思い出しての墓参の時など、
供養したい時はいつ立ててもかまいません。
年回塔婆
年回塔婆とは、一周忌、三周忌、七周忌などの年回に建てられる塔婆です。掲載した書式例のようにまず
『キャ・カ・ラ・バ・ア』の梵字を書き、次に『為○○(戒名)○○回忌追善菩提』、その下に施主名を書くのが
一般的です。梵字の下にキリクを添え、さらにその下に経文を書くこともありますが、今日ではあまり
一般的ではありません。また最初の梵字の代わりに名号を書いてもかまいません。
『キャ・カ・ラ・バ・ア』とは?
仏教には五大という考え方があります。五大とは、全宇宙は地・水・火・風・空の五つの要素から
構成されているという考えです。『キャ・カ・ラ・バ・ア』は、この5つの要素を表しております。
空=キャ、風=カ、火=ラ、水=バ、地=ア
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追善供養の意味や意義は?
法事とか法要は、もとは仏さまの教え、真理の本質を指していました、現在は亡くなった人の冥福を祈り、
善根(善い行い)を積むために仏さまに真心を捧げ、僧侶の法話を聴いたりする仏教の儀式をいうようになりました。
法事の間、お念仏(お十念や念仏一会)をお唱えするところでは声を出して一緒に唱えましょう。お経を読める人は
僧侶といっしょに唱えることもよいことです。なぜなら、お念仏や読経の功徳(善根)を唱える本人だけでなく、
亡くなられた方へとまわして向けていくこと(回向)によって追善の功徳になるからです。
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塔婆を建てる意味は?
塔婆を建てる意味は、古来より行われている「仏塔を建立する功徳」にあやかるものです。これにより寺院では
五重塔や三重塔などが建立されてきましたが、個人の墓においても五輪塔を造ることが亡き人の供養になるという
意味で行われてきました。その最も簡素な形式がお塔婆(板塔婆)です。
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白木の位牌はいつまでか?
白木のお位牌は四十九日までの間だけのもので、それ以降は黒や金に塗られたお位牌に替えるようにします。
その際、菩提寺の住職に、白木のお位牌は発遣式(魂抜き)、塗りのお位牌は開眼式(魂入れ)をしていただきましょう。
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お盆の迎え方、どうすればいい?
8月13日(東京近郊では7月)を迎え盆と呼び、菩提寺・お墓へのお参りをすませたあと夕方に家の前などで
迎え火(オガラなどを燃やす)を焚きます。盆提灯は迎え火の変形したもので、どちらも祖先の霊を迎える目印の
意味があります。また、精霊棚といって、机や祭壇などに、故人の位牌を置き、香炉、灯明、お花を供え、マコモを
敷いた上に季節の初物や故人の好きだった物などを供えます。この時、キュウリで作った馬とナスで作った牛を
供えるのは、ご先祖様に馬に乗って早く来ていただき、牛に乗ってゆっくりお帰りいただくという意味があります。
棚行とは、お盆に菩提寺の僧侶にきていただき、先祖供養の法要を勤めて頂くことです。当寺では、新盆のお宅に
お伺いすることになっております。
なお、お盆の迎え方や精霊棚の飾り方は地域により違いがあり、日光市今市周辺では、迎え火を焚くことはせず、
新盆の場合は盆提灯を玄関に吊すご家庭が多いようです。
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お盆の時の精霊棚(しょうりょうだな)のまつり方は?
お盆には、お仏壇とは別に精霊棚とよばれる祭壇を組み、祖霊をまつる風習があります。
仏壇の周辺に机や台を置き、真菰(まこも-イネ科の植物)で編んだゴザを敷きます(白布等でも可)
その上にお位牌、香炉、灯明、花瓶、お霊膳、お供物、お水(閼伽水-あかすい)などを供えます。
地域によっては胡瓜や茄子を馬や牛に模ってお供えする地方もあります。
最後に、机の四方に竹を立て、草縄を張って結果をつくります。縄には幡やホオズキ、そうめんなどを
吊るす地方もあります。ただし、これらはおまつりの方法の一例に過ぎませんので、それぞれの地域の
風習やしきたりに従ってお盆をお迎えください。
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お仏壇の祀り方は?正しい向きは?
必ずお仏壇の中央に阿弥陀様を安置し、右に善導さま、左に法然様の掛け軸を掛け、できれば一段下げた
ところにお位牌、向かって右側が上座になるのでご先祖様(ご両親も最も近いご先祖様といえるでしょう)、左が
その他の方となります。浄土宗では仏壇を置く方向に決まりはありません。家の奥にしまいこまず、家族皆が
お参りしやすい所に置くことがよいでしょう。
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お葬式の際、仏壇は閉めるのか?
仏壇は阿弥陀様に自らの往生を願い、極楽浄土に往生されているご先祖様をお祀りするところなのですから、
閉める必要はありません。神道では、神棚に白い紙を貼って結界をしますが、これと混同している場合があるようです。
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年回法要はいつ行うか?また、何回忌までおこなうのか?
年回法要は、追善供養といい、故人の生前の善行を受け継いでいくと同じく、故人のできなかった善行を、
残った者たちが積んでいく。また、供養により、故人の冥福を祈り、より良いところへ往生できるようにと勤める
ものです。亡くなって1年目を1周忌、それ以降は、亡くなった年も年数に入れて数え、3回忌(まる2年目)、
7回忌(まる6年目)、13回忌(まる12年目)、17回忌(まる16年目)、23回忌(まる22年目)、27回忌
(まる26年目)、33回忌(まる32年目)、37回忌(まる36年目)、50回忌(まる49年目)と営みます。
故人の命日に、亡くなった方の成仏を祈り、その仏縁を通して仏法にふれ、参詣者たちも善行としての大きな
功徳を積むのです。時期は、命日を過ぎないようにするようにし、それ以前に亡くなった方と合わせてお勤め
することもあります。年回法要は、亡くなった方のみでなく、自分自身のためでもあるわけですから、いつまでも
続けられる願いを持ちたいものです。お子さんは親のうしろ姿を見て育っていくのです。年回法要を大切にしましょう。
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お位牌が多くなり、仏壇の中に入らなくなってきた。どうしたら良いか?
繰り出し位牌といって、ひとつの位牌の中に何枚かの板の位牌が入るものがあります。古いご先祖様から
これに書き写してお祀りする方法ですが、まだ、新しいご先祖さまのお位牌をこれにしてしまうのは感心しません。
特に、近い親族のかたのお位牌は祀っておくほうが良いでしょう。詳しくは、菩提寺の住職に相談して下さい。
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実家の両親の位牌を婚家の仏壇に入れてもよいのか?
お浄土に往生されたご両親やご先祖様がいさかいをすることはありませんので、同じ仏壇にお位牌を入れても
問題ありません。しかし、家族に相談して了解を得ることが必要でしょう。
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将来、お墓を守る人がいない。どうすれば良いか?
子どもがいないとか、娘が嫁いでしまったなどの理由で将来お墓を守る人がいなくなるのではないかという悩みを
持つ人が増えています。その家により状況が違うので菩提寺の住職に相談すると良いでしょう。当寺では、やむを得ない
場合は、本堂の納骨室(ロッカー)に収める永代供養や、供養塔(共同墓)への納骨をおすすめしています。
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お施餓鬼とはどんな法要か?
「おせがき」は、「 施餓鬼会 (せがきえ) 」「 施食会 (せじきえ) 」などといわれ、各宗派を通じて行われる
仏教行事の一つです。詳細はこちら
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